自分は平成に生まれ、地方の閑静な住宅街に育った。そこにはバブル時代に豪勢に建てられた住宅地が並ぶ。窮屈そうに狭い公園が、ボールが隣の家に入らないように4方をさくで囲んでいる。えぐったようにコンクリートの整地が行き届いてなく、断片的に砂利道が通る。数分歩けば大きな大きな高速道路がある。その隣には田んぼがずらりと並ぶ。不均衡を貫くバブル時代の住宅街。
勿論、自分は昭和生まれでもないし、いわゆる古き良き時代と言われる空気は一度もすった事がない。
なんだけど。このはっぴいえんどのアルバムを聴くと「あの時代はよかったよなぁー」と懐古主義に浸って偉そうな口を聴いてしまいそうになる。
「街の外れの背伸びした路地を」八王子の浅川際に並んだ住宅街を左手に、右手に浅川を歩きながら聴く。すれ違う60代の散歩と一緒に歩く。歩くスピードはゆっくり、ありあまる時間をゆっくりと過ごす。「ここは昭和ではないけれども、数十年前には駄菓子屋があったんだろう」なんて、呑気に幸せを勝手に感じる。大学生活を有意義に過ごした散歩だった。ちなみにこの時の散歩の時間は3時間に及んだ。帰ったとたん、足にマメができた。帰り道は歩き過ぎたと反省した。
細野さんのベースがとてもおいしすぎます。派手なプレイするわけではないけれどもなくてはならない存在として音を出しちゃう人らしい。その他、超豪華メンバーらしいですけれども、あまり知りません。録音が好きです。ビートルズ一歩前的なアナログ録音。いいねー!
【高音質】風をあつめて / はっぴいえんど
夏なんです
花いちもんめ