2012年6月17日日曜日

Killing Boy - Destroying Beauty

Destroying Beauty 

演奏陣が上手いし録音環境も絶妙で心拍数が上がりやすい。
 鳴っている音はアイディアとしてユニーク。
 とりあえず、「圧」ッテ感じ。
ダダダッダダダッ。ギャガガガガーッテ感じ。
つまりニューウェーブ的なダンサンブルさと息の詰まるようなテンポ感覚。
歌詞やボーカルについてはこのリズミカルさを活かすためにはやはり言葉数を少なくする必要があったりそのままの日本語でミスマッチになってしまう。

否定的な意見。
聴いているとふと木下理樹じゃないとダメだっていう企画ではない気がしてきてしまう。
別にこれだったらstraightenerみたいな歌い方でもいいし。
肯定的な意見。
そのギリギリの木下理樹らしさと演奏の美味しさをギュッとバランス乗り越えられた曲も中には存在している。「あぁ」っていう歌詞があるin the colonyはすごく好き。日本語としても母音1つだけで歌詞を乗せやすいし、その一言だけで木下理樹が歌ってくれてよかったと思える。 それがこの曲。