2012年2月14日火曜日

clover-スガシカオ




村上春樹さんは意味が無ければスイングはないという本の中でこう述べている。
「(スガシカオの名前について)『なんか変てこな名前の歌手だな』と思いつつ、とりたてて期待もせずにそのCDをかけてみた。聞こえてくる音楽の新鮮さにはっとさせられることになった。」「スガシカオの音楽を初めて耳にしたとき、まず印象づけられたのは、そのメロディーラインの独自性だったと思う。」「それからスローな曲になっても、ずるずると「歌謡曲方向」に滑り落ちていかない。」
これがきっかけで聴いてみようと思った。
スガシカオさんの1stアルバム、cloverを総評してみると、今のところスガシカオさんのアルバムの中でベストアルバム。
CLOVERが一番抜けがいいから。全体的なバランスが自分が求めているモノに一番近いような気がする。
この何とも言えない、高過ぎず低す過ぎもしない中途半端などっちつかずのメロディから、一音一音ずつ丁寧に下がっていくメロディ。そしてそれを支える演奏そこまで邪魔もせず、そして介入もせず。
これアルバムを97年に1stで出せるって本当に凄いよなぁ。うん。